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トランスウェーブからのお知らせ

アクリル製品の製法に関して

弊社は中核事業の1つとして、「アクリル製品」の製造を展開しております。

アニメ業界を中心とし、販促用、グッズとして、またイベントのノベルティーとして、アクリル製品には根強い人気があります。

弊社は都内に完全提携工場を有しております。

お客様からのサンプル作成依頼、小ロット製造等に臨機応変に対応させて頂いており、また大量製造、短納期製造など弊社提携工場で対応が難しい場合は、外部の提携外注先が数社あり、そこでお客様のご要望に対応させて頂いております。

一口に「アクリル製品」と言っても多岐に渡っていますが、今回はアニメ業界で需要が多い「アクリルフィギュア」「アクリルキーホルダー」「アクリルスタンド」に焦点を絞ってご説明いたします。

「アクリルフィギュア」はキャラ部分と台座部分から出来ています。

アクリル製品全般に言える事ですが、アクリル板からキャラと台座がどの位取れるか、そのアクリルの面積で製造価格が変わってきます。

「アクリルフィギュア」の納品形態はキャラ部分と台座部分をバラにしてOPPの袋に入れる形と、キャラ部分と台座部分をバラさず一枚の板のままカットラインに切れ込みを入れて仮止めしてからOPPの袋に入れる、2通りが考えられます。

板状の場合はお客様が自らパーツを外すことになります。

バラの場合はパーツ同士が袋の中でぶつかって傷つく恐れがあり、アッセンブルのしやすさを考えると板状の方が増加していると考えられます。

「アクリルキーホルダー」はアクリル板にプリントの後レーザーでカットしてナスカンを付けるだけなので、作りやすさ、コストの安さから、アニメグッズ、ノベルティーとしては定番になっています。

最近アクリル板に印刷してカットし、金属棒を取り付けてスタンドとして使用する「アクリルスタンド」も少しずつ引き合いが来るようになりました。

アクリルキーホルダーと同じ製造工程で、簡単に作ることが出来ますが、金属棒は大変高価であり、アクリルスタンド製造時には十分注意する必要があります。

「アクリルキーホルダー」「アクリルフィギュア」「アクリルスタンド」の製造上の注意点を見てきましたが、アクリル製品の、最大のポイント(特にアニメ系商材)は色調に尽きると思います。

アクリル製品の色調は紙媒体に印刷するより全体的に薄くなる傾向があります。そこで弊社は入稿データを確認後、多少濃度を上げた方が良いと判断した場合は、お客様にご提案してから進行させて頂いております。

冒頭に申し上げたように弊社が主に使用してる工場は弊社の専用工場と言っていい環境にあり、色調に詳しい技術者も常駐しております。

数十個からの小ロットで全く問題ありませんので、皆様からアクリル製品の引き合いを頂きながらより良い製品を製造していきたいと考えております。

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